最後の扉
Death Row
最後の扉
行政の動物収容所には、飼い主から見放されたり野良犬として捕獲された多くのどうぶつたちが収容されています。彼等には数日の猶予が与えられ、その間に飼い主が現れなければ殺処分されてしまいます。その数、年間に約50万頭。
収容されているどうぶつたちは、自分の死が近付いているのを知っているかのように、お互いに一定の距離をとってブルブル震えながら壁を見つめているという話を聞きました。ペットブームの影で、こうした現実がある事に胸が痛みます。