「人間の友達と暮らせる日がくるといいな…」ニノはカラスに言いました。カラスは「そうだな。おまえが幸せに暮らせるならそれが一番だよ!」と言ってくれました。 ニノは「でもちょっと寂しくなるね」と言うと、カラスは「ボクたちは友達じゃないか。友達が幸せになるんだったらそれが一番さ!」と言って抱きしめてくれました。ニノは、カラスが本当に自分の友達なんだと分かったので、嬉しくて少し涙が出ました。ニノとカラスは、いつの間にか本当の親友になっていたのです。